JNA認定講師になるには?

JNA認定講師とは毎年実施されるNPO法人日本ネイリスト協会(JNA)の資格試験に合格することにより与えられる資格です。

 

JNA認定講師は日本ネイリスト協会の講師会のメンバーとして広い志を持ちネイルの普及と発展に努め、イベントの実行委員、検定試験の試験官、コンテストの審査委員、各セミナーを担当します。
JNA認定講師には<認定講師>、<常任本部認定講師>、<本部認定講師>、<GME(グランドマスターエデュケーター)>、<ME(マスターエデュケーター)>と分かれています。

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●認定講師 JNA1級検定試験に合格し、実務経験が3年以上あることが受験資格となります。ネイリストを育成するにふさわしい知識及び技術を持っていると認められる資格です。

 

●本部認定講師「認定講師として2年以上ぼ経験を有している人」でJNAが行う「本部認定講師昇格試験およびセミナーを受講した人」の中から選出。全認定講師の35%以内。

 

●常任本部認定講師「JNA運営の中枢を担うにふさわしい人」を講師会会長・副会長が本部認定講師の中から任命。全認定講師の5%以内。

 

●ME(マスターエデュケーター)常任本部認定講師が、本部認定講師の中から「認定講師の教育に必要な知識及び技術を有している人」を選出。講師会会長・副会長が任命する。本部認定講師の10%以内。

 

●GME(グランドマスターエデュケーター)教育委員長、講師会会長・副会長を始め、JNA草創期より講師会の中枢としての役割を担っている人物。

認定講師になるには受験資格が設けられています。

1 ネイリスト技能検定試験1級に合格し、受験において1級合格日(ディプロマに記載された日)より1年以上経過している方。

2 プロネイリストとして実務経験を有する方。

3 JNAの個人正会員であること。※個人一般会員は対象外。受験申し込みと同時に入会手続きを行うことは出来ません。

4 受験日において満20歳以上であること。

5 JNA協会発展のために尽力する方。

6 「JNA認定校」を卒業している方。※JNA認定校以外で学ばれた方は、JNA認定校「ネイル専門学科」において「ネイルケア」及び「ネイルエクステンション」の実技時間を計20時間以上有するカリキュラムを受験手続き前までに修了していること。

7 「ネイルサロン衛生管理士」の資格を取得している方。

8 「ジェルネイル技能検定試験上級」の資格を取得している方。


認定講師は受験資格がきちんと設けられているように、しっかりとした技術が求められます。認定講師になることを目標にしているのであれば、ネイルスクールを選ぶ際に「JNA認定校」かどうかということを調べましょう。JNA認定校に行くと、直接認定講師に会うことが出来、必要な情報を得ることが出来ます。

 

独学でやろうと思っても技術・情報などいろいろなことがスクール生に比べて圧倒的に少なくなります。知識を得ることは大切です。きちんとした技術・知識を身につけることは、ネイルの普及に繋がります。ネイルサロンが増えてきている最近ですが、サロンだけではなくネイリストも増えてきているということです。技術の未熟さはネイルの普及ではなく衰退の原因になります。受験資格にも「JNA認定校卒業生」という規定もあるので、きちんと日本ネイリスト協会のHPなどで確認して下さい。


認定講師になると最新のネイル情報や技術を学ぶことができます。<認定講師>ということはスクールでもサロンでももちろん個人でもかなりのアピールポイントで、信頼も得ることが出来ます。給与も資格をもっていないネイリストより高くなるのが通常です。ただそれは各スクールや各サロンでそれぞれ違うと思います。